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2008年2月

2008年2月 8日 (金)

ロッククライミング

 ロッククライミングの一日体験に行ってきました。
 私は小さな頃、アスレチックが大好きで、一度機会があればやってみたいと思っていたのです。最近、三佛寺投入堂や大峯山の裏行場といった修験道の世界に触れる機会があり、ますます興味が増してきたのです。
 大阪にあるジムでは、室内でロッククライミングを楽しめます。中には、70歳のベテランのクライマーさんも。話を伺うと、ロッククライミングで重要なのは、筋力だけではないとのこと。コツさえつかめば、そんなに腕の力を使わなくても大丈夫なのですって。
 ポイントは、足を上手に使うこと。
 まずは、身体がぶれずないように注意します。「手が右上にあるのに、足が左下」では、身体が斜めになって、腕に負担がかかってしまう。手と足が遊離しないように心がければ、腕の負担は軽くなります。
 次に、身体はできるだけ足で支えること。壁を登る時に、手で身体を引き上げようとすると、腕が疲れてしまう。腕は支えるだけで、足で身体を押し上げるのです。
 ロッククライミングは、いけばなと同じで、テクニックなのですね。
 最後に、室外で10mの壁に挑戦。途中までは調子よく登っていたのですが、腕の筋肉の疲労を感じていったん休憩したら、先に進めなくなってしましました。振り返って地面を見てしまい、その高さに手がすくんでしまったのです。その後、友人の応援に励まされて、なんとか気を取り直して登りきりました。
 ほんの数分の中にも、ドラマがあるんですね。
 登りきるまでは、後ろを振り向いてはいけません。登ってきた道を振り返っても意味はありません。今、自分が登るべき道をしっかり見据えなければ、前には進めないのですね。

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京都論

 先日、千住博さんと対談をさせて頂き、京都談義に花を咲かせました。
 いろんな話をさせて頂く中で、我々が出した結論の一つは「京都は経済ベースで動かない稀有な都市である」ということ。
 例えば、京都のお茶屋さんには、いちげんさんで行くことはできません。初めて、お茶屋さんを訪れるときには、そのお茶屋さんのお馴染みさんに連れて行ってもらう必要があるのです。
 これは、お茶屋さんのシステムの問題です。お茶屋さんでは、遊びに行った当日にお支払いすることはありません。数人で遊びに行った場合は、その中のお馴染みさんに、後日一括して請求がきます。そう、お茶屋さんの遊びは、お茶屋さんとお馴染みさんの信頼関係で成り立っているのです。
 だから、どれだけお金を持っていても、馴染みでない人が一人でお茶屋さんにあがることはできないのです。お金よりも信頼関係が重視されるのです。
 そして、一度ご縁を得てお馴染みさんになったら、ライバル店へ行くなどといった浮気はしないのが礼儀。
 京都では、旅館や料亭でも同様のシステムを取っている店があります。
 経済よりも縁を大事にする街、京都。
 今の、日本が見習うべきところなのかもしれませんね。

 なお、対談の模様は、現在発売中の講談社MOOK「セオリー」2008年vol.1、p.86~91 で紹介されています。ぜひご覧下さい。

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