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2008年9月

2008年9月29日 (月)

未生流笹岡京都支部花展

来週の日曜日10/5(日)10:00~17:00、京都産業会館4F展示場(四条室町南東角)にて、未生流笹岡京都支部花展「秋の挿花」を開催します。源氏物語54帖をいけばなで表現したテーマ席54作品をはじめ、約150点。入場無料ですので、ぜひお気軽にお立ち寄り下さい。隆甫は終日、会場におりますので、ぜひお声がけ下さい。
http://www.kadou.net/news/index.php?act=dtl&id=43

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2008年9月17日 (水)

花と書 ~和のこころ~

隆甫社中の蘆原千鶴甫さん・高橋清甫さんが、自分たちで企画された、いけばなと書道のグループ展です。ぜひご覧下さい。

9/16(火)~30(火)「さらさ 花遊小路」(四条新京極上ル1本目「花遊小路」東入、075-212-2310、カフェですのでお茶を飲みがてらお立ち寄り下さい)。

10/7(火)~12(日)「ART SPACE 其の延長」(木屋町四条上ル、075-241-3831、バーと併設ですが注文しなくてもOK)。

http://hinagikukai.jugem.jp/

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2008年9月12日 (金)

久々の書評

産経新聞月曜読書面で、久々に書評を担当しました。
今回、ご紹介するのは、
   『いけずな京都 ふだんの京都』麻生圭子著(講談社、1365円)
麻生さんとは、数年前、産経新聞京都版のお正月特集でお目にかかって以来、お友達づきあいをさせて頂いています。
産経新聞(全国版)で9月15日掲載予定。ぜひご覧下さい。

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2008年9月11日 (木)

小川珈琲

 今月から、京都の珈琲職人「小川珈琲」さんのイメージキャラクターを務めさせて頂いています。京都駅の東京行き新幹線ホーム6号車付近に看板が設置されていますので、新幹線でお出かけの際は、ぜひご覧下さい。Img_0205

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2008年9月 7日 (日)

学者から見たいけばな

 京都で開催された学会で、招待講演をさせて頂きました。一般の方々や大学生を対象にした講演の依頼は多いのですが、研究者を対象にした講演というのは初めての経験でした。講演後の懇親会では、様々な分野の先生方とお話したのですが、どれも考えさせられるご意見ばかり。とても刺激を受けました。
 中でも、私がいけた花をご覧になって、「作者の意図を押し付けるあつかましさがなく、素直で透明に感じる」という感想を頂いたのは、私にとってとても嬉しい一言でした。私の理想とする華道家は、花を使って自分自身を表現する芸術家ではありません。自然の花材のよさを引き立たせるために華道家は黒子の役割に徹するべきだというのが持論です。講演ではあまり強調しなかったのですが、私の作品からそれを感じ取って下さったのは、正直驚きでした。また、「自己顕示欲の強い作品より、作者が我を出さない作品の方が、双方向の会話を促進する」とのこと。確かに、作者の意図が溢れていると、鑑賞者は圧倒されてしまいます。しかし、自然の姿を大事にした作品は、見る者の気持ちを落ち着かせ、自然と会話が生まれます。そもそも、いけばなは、人と人とのコミュニケーションのツールとして生まれたもの。自然のよさを引き出すことに心を傾ける華道家の姿勢は、会話を促進するためなのかもしれませんね。
 おもしろかった質問は、「花束のように、個人のために花をいけることはあるのか?」というもの。室内空間を装飾するいけばなは、通常、その場所を訪れる不特定多数のためのもの。特定の個人にプレゼントする花束とは、少し役割が違うようですね。ただ、雑誌の表紙といった媒体のために、作品をいける場合は、華道家と読者の間に、アートディレクターさんが介在します。事前にアートディレクターさんの要望をお聞きし、何度も意見を戦わせながら、その媒体に相応しい作品を仕上げていくのです。こういった作品は、ある意味、個人のための花といえるのでしょうか。
 と、そんな話をしていると別の先生が、「同じ能力を持った二人が別々に同じ問題に取り組むのと、互いに意見交換をして助け合いながら取り組むのでは、後者の方が能率が上がる」と付け加えて下さいました。なるほど、大学の研究には、合同研究が多いのはそれが理由ですね。いけばなも、他人の目が必要です。いけた花を、教授者やお友達、お客様など、たくさんの方にご覧頂く。そして、いろいろな意見を聞く中で、いけばなの腕が磨かれていくのでしょうね。
 また、「日本人はロボットの存在を素直に受け入れる」という意見は興味深いものでした。西洋では、自然と対峙し、押さえつけようとします。しかし、日本では、自然を敬い、共生しようとする。これは、気候や風土の違いが原因だと思われますが、日本人は自分の周りにあるものを上手に受け入れることに長けているのですね。これは、花芸術にも当てはまります。西洋では、ありったけの花を用いて大きな花輪を作り豪華に飾りつけますが、日本では、庭先に咲いた花木を自然をお手本にして、さらりといけあげます。 

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2008年9月 4日 (木)

演劇

 ある劇団の稽古場で、演劇に初挑戦しました。役を演じるのは、小学校の学芸会以来です。
 まずは発声練習。激しく駆け足をしながら声を出すのですが、手足をしっかり動かすことに気を取られてしまい、肝心の発声が疎かになってしまいます。劇中では激しい動きの中できちんと発声しなくてはならず、この練習は欠かせないとのこと。
 今回体験させて頂いたのは、戦争をテーマにしたSFです。出演者は6名で、たった3分ほどのワンシーンですが、それでも台本は5枚もあります。唯一、演劇未経験の私は、少年兵の役を頂いて、まずは本読み。椅子に座って、自分の台詞を読むのですが、すでにこの時点でまわりの皆さんは本気モード。先ほどの発声練習同様、お腹から声を出しています。私もせいいっぱい声を張り上げるのですが、腹式呼吸ができず、喉を痛める始末。
 さあ、いよいよ、実際の衣装や小道具を用いての本番です。モデルガンには火薬が仕込んであり、その銃声はかなりのもの。役者さんは、演技のために本物の銃を使ったこともあるそうですが、「こんなものを人間に向けて撃ったらあかんわ」と衝撃を受けたそうです。これら小道具の使い方やそれぞれの役者の動きは、詳細にきちんと決められています。その段取りに添って、役者は互いに呼吸を合わせ、始めて舞台が成立するのです。
 さて、私はというと、台詞と動きを覚えるだけでせいいっぱい。台詞を忘れたり、焦ってかんでしまったりと、悔しいくらいにひどいものでした。たった3分のシーンでこれですから、お芝居というのは本当に難しいものですなんですね。1本の舞台のために、1ヶ月も2ヶ月も稽古をするというのがよく分かりました。これから演劇を観るときは、心して見なくては。

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