もうすぐ、クリスマス
もうすぐ、クリスマス。サンタクロースのプレゼントを楽しみにしていた子どものころから、この季節になると、なんだかちょっとウキウキします。
さあ、クリスマス気分を演出するために、季節の花を家の中に取り入れてみませんか。例えば、気に入ったワインの空き瓶に、ポインセチアを1輪挿してみましょう。それだけでクリスマスのいけばなのできあがり。きっと部屋の空気が和らぎ、私たちに安らぎを与えてくれるはず。モールや飾り玉などをあしらうと、一層雰囲気が盛り上がります。
モールや飾り玉など異素材を使った作品を見て、「いけばなのイメージが変わった」と驚かれる方が結構おられます。いけばなというと、古典的な和のイメージがかなり強いようですね。でも、いけばなに異素材を添えることによって、花をより美しく演出するのは古くから使われている手法。お正月に若松に添える水引などは、よい例です。
ポインセチアは、お花屋さんで鉢ごと買い求めましょう。その鉢から好みの花を選び、できるだけ長めに切ります。この時に、気をつけるべきポイントがいくつかあります。実際にポインセチアの茎を切ってみるとよく分かりますが、切り口から白い乳汁が出ます。このままでは乳汁が固まって切り口をふさいでしまい、水を吸わなくなります。そこで、水できちんと洗い流すか、ティッシュなどで綺麗にふき取りましょう。
もう一つのポイントは、「水あげ」。ポインセチアはそれほど強い花ではないので、切ってそのまま水に挿すだけでは、すぐに弱ってしまいます。そこで、予め、強制的に水を吸い上げさせておくのです。水あげにはいろんな手法がありますが、今回は「湯あげ」をご紹介します。乳汁を取り除いたら、すぐに熱湯に数秒つけます。この時、立てたままお湯につけるとポインセチアの葉が熱で弱ってしまいますから、横に寝かした状態でつけましょう。お湯につけることにより、道菅内の空気が膨張し、対流が起こって、中の空気を追い出します。続いて、冷水に1分程度つけましょう。道菅内が中空に近い状態で冷水につけると、ポインセチアが水を勢いよく吸い上げます。冷水は深ければ深いほど、水圧が大きくなるので効果的。こうやって一度、水あげしたポインセチアは、数日間、私たちに元気な姿を見せてくれます。
さて、使い終わったポインセチアの鉢ですが、そのまま翌年まで置いておいても、クリスマスの時期には、まだ葉が緑色のままで、赤くなりません。日の当たる時間が短くならないと、赤く色づかないのです。そこで、9月頃から、毎日午後5時から翌朝8時まで、ポインセチアの鉢に段ボール箱をかぶせて光を遮るのです。一日くらい忘れても大丈夫ですから、ぜひ挑戦してみましょう。



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