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2009年1月10日 (土)

淡路島まで小旅行

 年末に、友人夫婦とともに1泊2日で、淡路島まで行ってきました。淡路島の東側を、北から南へと縦断する車での小旅行です。
 最初に訪れたのは、安藤忠雄さんによる「水御堂」。蓮池の下に潜ると、朱色が印象的なお堂が現れるという趣向のモダンな寺院建築です。廊下の天井にRをつけたりと、目立たない所にもこだわりが見られます。
 岩屋でお寿司を頂いた後、淡路夢舞台や世界平和大観音を横目に見ながら、国生み神話の伊弉諾(いざなぎ)、伊弉冉(いざなみ)の二神を祀る古社「伊弉諾神官」へ。お参りを終えた後、樹齢900年の「連理の楠」の前で、思わず足が止まります。二本の大木が寄り添う姿はもちろん、飛び上がると手が届きそうな高さまで枝先が下がる枝ぶりのおもしろさ、そして枝先にまで青々とした葉がつく姿が美しい。大きな木にみんなで抱きついて、力を分けてもらいました。
 宿泊は、洲本にある改装したてのホテル。ゆっくり温泉につかって、一年の疲れをとりました。翌朝、もう一度温泉につかってから、コアラに会いにイングランドの丘へ。普段はほとんど寝ているらしいので、餌の交換時間に合わせて行き、歩き回る姿をばっちり楽しむことができました。
 続いて、丹下健三さんによる「若人の広場」へ。瀬戸内海に面した小高い丘に建てられた戦没学徒の鎮魂の慰霊塔と記念館があります。大鳴戸橋を望む、とても美しい場所です。ただ、阪神・淡路大震災により大きな被害を受け、現在は人が訪れるのもまばら。これだけ景観のよい場所と名建築が放置されているのは残念です。
 最後に訪れたのは、「灘黒岩水仙郷」。急斜面を白い水仙が覆いつくしている様は、まさに圧巻。今から約180年前に付近の漁民が海岸に漂着した球根を植えたのが繁殖したと伝えられています。水仙の芳しい香りとともに、ちょっとした山登りを楽しみました。
 旅をすると、普段の生活とはちょっと違った気分を味わうことができます。旅行は、心と身体をリフレッシュできる素敵な機会ですね。建築と花を訪ねる楽しい二日間でした。

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