平安神宮のハナショウブ
平安神宮の神苑に行ってきました。カキツバタの花期は終わっていましたが、今、ハナショウブが見ごろを迎えています。ハナショウブのすぐ隣には、白やピンクの睡蓮や、黄色の河骨の姿も。
さて、カキツバタとハナショウブは、ともにアヤメの仲間。「いずれアヤメかカキツバタ」といった具合に、物の区別のつけがたいたとえとして使われます。そこで、私たち華道家は、アヤメ科の植物を、こうやって見分けます。
まずは、自生する場所の違いです。水の中に咲くのがカキツバタ。陸に咲くのがアヤメ。水と陸との境目、水際に咲くのがハナショウブ。
また、花びらのつけ根を見ても分かります。白いのがカキツバタ、黄色いのがハナショウブ、そして網目状の模様があるのがアヤメ。
ちなみに、端午の節句で、菖蒲湯に使われるショウブは、アヤメ科ではなくサトイモ科。よく混同しがちですが、こちらは大きな花をつけるわけではありません。でも、せっかくですから花を飾りたい。というわけで、私は、端午の節句に、ショウブの代わりに同じ読みのハナショウブをいけています。
さて、平安神宮では、明日から二日間、献花展が行われています。境内に入ってすぐ左手にある額殿という建物で、観覧は無料です。ぜひご覧下さい。
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