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2009年6月22日 (月)

国立西洋美術館

 ル・コルビュジェの小展覧会があると聞きつけて、早起きして、国立西洋美術館に行ってきました。日本で実現したル・コルビュジェの唯一の作品です。20世紀を代表する建築家、ル・コルビュジェ。彼の唱えた近代建築の五原則「ピロティ」「屋上庭園」「自由な平面」「水平連続窓」「自由な立面」は、明快で、あまりに有名です。 
 まずは、前庭の彫刻が私たちを迎えてくれます。5m以上の高さをロダンの「地獄の門」は必見です。向かい合って建つ前川國男設計の東京文化会館との対比も見所の一つ。
 さて、正面のピロティを抜けて、まず通されるのは、三角錐の屋根を持つ吹き抜けの19世紀ホール。ここが建物の中心にあたります。スロープに導かれて、19世紀ホールをロの字型に取り囲む展示室へ。展示室の天井には、自然光を取り込むためにデザインされた直方体の大きな箱、ライトボックスが吊り下がっています。模型を見ると、屋根の上に三角錐や直方体が突き出た入り組んだ造形に見えますが、実際の建築はすっきりと洗練された印象を与えてくれます。ただ、屋上庭園や正面に設けられた二階への階段など、立入禁止の空間があったのが、少し残念でした。
 ユニテ・ダビタシオンを実寸大で再現して驚かせてくれた2007年の森美術館でのル・コルビュジェ展とは規模も趣旨も違いますが、実際の建築を見ながらコルビュジェの軌跡を辿るのは楽しい試みでした。Dscn2308_4

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