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2009年8月

2009年8月29日 (土)

ネクストウェーブ

元通産官僚の一柳良雄さんの対談番組に出演します。ぜひご覧ください。

 BSフジ「ネクストウェーブ~一柳良雄の志~」
 日曜、午前11:00~11:30

  前編 8月30日放送(9月13日再放送)
  後編 9月6日放送(9月20日再放送)

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2009年8月28日 (金)

ボストンより帰国

 ボストンに行ってきました。
 8月23日~28日まで、京都・ボストン姉妹都市提携50周年にあたり、京都市代表団の一員として京都市長と共にボストンを訪問したのです。帰国日の今日は、午後に成田着で、夕方には青山一丁目でのレッスンという、かなりタイトなスケジュールでしたが、たいへん実りある訪米となりました。
 さて、私のボストンでの役目は、子どもたちにいけばなを紹介すること。現地の子どもたちと一緒にステージ上で大作いけばなの生け込みを行ったり、ワークショップを開催したり。ボストンの子どもたちとの触れ合いは、私にとっても素敵な経験となりました。
 無事、これらのプログラムを終えることができたのは、京都市のご担当者をはじめ、会場となったThe Childeren's Museumのスタッフおよびボランティアの方々の献身的なサポートのおかげです。皆様のご協力に、心より感謝しております。本当に、ありがとうございました。
 短い滞在でしたが、歴史と文化の街を肌で感じ、ボストンに負けないように我々も京都を盛り立てていきたいものだと決意を新たにしました。
 紀行文は追々ブログにアップしますが、まずはご報告まで。

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2009年8月18日 (火)

五山送り火

 8月16日午後8時。点火された火が少しずつ伸びていき、「大」の字が鮮やかに描かれます。
 今年、生まれてはじめて、わが家を離れて、五山送り火を眺めました。
 わが家に隣接する家元の稽古場「未生会館」は、大文字が目前にせまる絶好のロケーション。私は、生まれてから毎年欠かさず、この未生会館の屋上から大文字を拝んでいます。ところが、今年はKBS京都テレビの五山送り火生中継のゲストに呼んでいただき、御所の隣にあるKBS京都の屋上から大文字を眺めることになったのです。
 ご一緒した佛教大学の八木透先生の解説の中で、とても興味深いお話がありました。
 京都の東に位置する大文字と向かい合うように、京都の西に左大文字があります。この西側にある大文字を「左」大文字と呼ぶのは不思議だと、先生はおっしゃったのです。京都では、南面した天皇から見て左右を決めます。ですから、左京区は東に、右京区は西にあります。では、なぜ大文字では、左右が逆転するのでしょう。
 左大文字は、東の大文字を水に映した形になっているそうです。それが、ちょうど左手で大の字を書いたように見えるので左大文字と呼ぶのだろう、というのが八木先生の見解でした。
 わが家は京都の東にあるので、大文字は目の前で迫力がありますが、左大文字はかなり遠くに小さく見える程度。それに対して、KBS京都は、京都の真ん中当たりに位置するので、五山がそれぞれ同じくらいの距離感で眺められます。京都の東から北、西へと、反時計回りに点火されていく五山送り火を、今回別の視点から見せていただき、都市全体を立体的に使った送り火を生み出した先人の創意に、改めて畏敬の念を覚えました。三方を山に囲まれた京都盆地の地形を利用した見事な設計。このように都市全体を贅沢に使った行事を、今、計画しても、きっと実現不可能でしょうね。また、これだけのものを続けてこられた保存会の皆様の努力も並大抵ではないはずです。
 夜空を焦がす炎にそっと手を合わせ、先祖の霊を送る五山送り火。火の持つ不思議な魅力が、われわれと亡くなった家族との距離を少しの間ぐっと縮めてくれます。送り火が消えると、亡くなった祖母の霊もあの世へ帰って行くのだなと、少し寂しく感じます。
 5年ほど前から、この送り火の日に、稽古場の仲間や友人が集うのがもう一つの楽しみになりました。送り火が終わると、宴会の始まり。私にとって、懐かしいみんなの顔に会える嬉しい機会でもあります。
 ご参加下さった皆様が書いてくださったブログも、ぜひご覧下さい。

2009年 関谷江里さん http://erisekiya.cocolog-nifty.com/kyototokyo/2009/08/post-eedd.html
2008年 関谷江里さん http://erisekiya.cocolog-nifty.com/kyototokyo/2008/08/post_8ff4.html
2007年 麻生圭子さん http://www.keiko-aso.com/blog/log/kyoto/eid1750.html
2007年 原田伸郎さん http://noburin-channel.com/blog/log/eid150.html

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2009年8月14日 (金)

コルテオ

 大阪・中之島で開催されているシルク・ドゥ・ソレイユのコルテオに行ってきました。本日の公演は、大阪のラジオ局FM802が開局20周年を記念して完全リザーブ。AFTER SHOWに、コルテオ日本公演イメージソングを歌うSalyuも出演するという特別バージョン行われました。
 シルク・ドゥ・ソレイユは、皆さんご存知の通り、一流のスポーツ選手を多数起用することで有名なカナダのサーカス団です。フランス語で「太陽のサーカス」を意味します。そして、今回の公演のタイトル「コルテオ」は、イタリア語で「行列」のこと。ひとりのクラウンを中心に繰り広げられる祝祭のパレードです。
 会場である円形テント内には、直径部分に横長の舞台が設えられ、舞台で会場が二分されています。また、その舞台が手描きの半透明なカーテンで挟まれています。カーテンの中で繰り広げられるステージは、楽しいながらもどこか哀愁が漂い、サーカス特有の世界観を演出しています。
 テレビでもよく紹介されているシーソーや箱型鉄棒は、予想通り素晴らしく、鍛えあげられた肉体のなせる業に感嘆しきり。観客を最も盛り上げたのは、ヘリウムの入った巨大な風船をいっぱいつけた小さな女の子。彼女の体重と風船の揚力がほぼつりあっているので、彼女は舞台上の演者の手の上にちょこんと乗っています。演者が彼女をポンと押し出すと、風船に乗って客席に飛び出し、大きな歓声が迎えます。落ちてきた彼女を観客が両手で押し上げ、誰もが一度は夢見た空中散歩が目の前で繰り広げられました。私が最も美しいと感じたのは、シャンデリアにぶらさがっての空中アクロバット。美しい宝石で装飾されたシャンデリアが暗闇に浮かび上がる様は幻想的で、心を奪われました。
 近年、若手華道家によるいけばな展では、わざと会場を暗くして、作品をライトアップしてご覧頂くという趣向にも挑戦しています。シルク・ドゥ・ソレイユの演出する夢の世界。いけばなの創作のヒントになりそうです。

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2009年8月10日 (月)

京の花街

 未生流笹岡の名誉目代である上七軒の老松さんからのお知らせです。 
 有職菓子御調進所「老松」の主人である太田達さんが、京都市文化市民局文化芸術都市推進室長の平竹耕三さんや、京都工芸繊維大学伝統みらい研究センター特任准教授の濱崎加奈子さんらとともに『京の花街 ひと・わざ・まち』を出版されました。8月15日(土)に京都コンサートホールでシンポジウムも開催されます。ぜひご参加ください。

http://www.ren-produce.com/kagai-sympo2/

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2009年8月 8日 (土)

びわ湖大花火大会 

 びわ湖大花火大会に行ってきました。今年のプログラムの見所は、春の桜からはじまって、夏の蓮、秋の紅葉など、四季の植物をイメージした花火たち。「これは向日葵?」などと、皆で必死に宝探し。湖面すれすれで花火が開き、花火の上半分だけが湖上に現れる水中花火は、びわ湖ならでは。最後のフィナーレは、はるか上方から湖面まで流れ落ちる、定番の、金の滝、銀の滝。やはり圧巻ですね。 
 そして、帰り際には、市田ひろみさんとお会いしました。実は、今朝、KBS京都ラジオに出演した際、「市田先生も今日花火大会に行くとおっしゃていましたよ」と平野智美アナウンサーからお聞きしていたのですが、どうやら同じレストランで食事を取っておられたようです。京都は狭いとよく言いますが、滋賀も狭い。
 このびわ湖大花火大会、普段は8月8日ですが、土日に重なると人が集まり過ぎるので、あえて日をずらすそうです。人が集まりすぎるとは、嬉しい悲鳴ですね。
 そうそう、この花火、お盆とも関わりが深く、初盆に親族がお金を出しあって花火をあげる地方もあります。送り火や精霊流しと同じルーツを持っているのですね。花火にそっと手をあわせ、今は亡き祖母を思い出しました。

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2009年8月 6日 (木)

桂春菜くんが襲名披露

友人の落語家、桂春菜くんが、まもなくお父様の名跡「桂春蝶」を襲名されます。8/30(日)に大阪松竹座で、9/27(日)には京都南座で、襲名披露公演がありますので、ぜひ足をお運び下さい。

http://www.shochikugeino.co.jp/shuncho/

また、10月に催行予定の豪華客船『ぱしふぃっくびいなす』で行く世界遺産「屋久島」チャータークルーズでは、彼と共に、船内でエンターテインメントを披露する予定です。こちらもぜひご参加下さい。

http://www.kadou.net/news/index.php?act=dtl&id=58

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2009年8月 3日 (月)

「創流90周年記念祝賀の集い」御礼

 昨日、「未生流笹岡 創流90周年 記念祝賀の集い」を無事、終えました。おかげさまで心配していた雨も午前10時の開場前にはあがり、過ごしやすい一日でした。ご参会いただいた皆様、本当にありがとうございました。
 朝一番にお祝いに駆けつけてくださった山田啓二京都府知事ご夫妻をはじめ、荒巻禎一前京都府知事、奥田幹夫元文部大臣、繁隆夫京都市会議長、二之湯智参議院議員、二之湯真士京都府議会議員、福山哲郎参議院議員、女優の星由里子さん、前原誠司民主党副代表、とここではご紹介しきれないほど大勢のご来賓にもお出ましいただきました。
 祖父である家元は堅苦しいことが嫌いですので、式典は一切なし。ご参加いただいた1200名を超える皆様にも、共にこの日を祝ってほしいと、ご用意したのは祭りの舞台。京都の祇園祭、大阪の天神祭は7月に終わりましたから、今回は8月の祭りである徳島の阿波おどりをご覧いただくことに。照明にも趣向を凝らしたプロの阿波おどりはなかなかの見ごたえでした。ちなみに徳島県は、華道をはじめとする伝統文化の盛んな土地柄で、未生流笹岡でも、高弟の先生の人数が最も多い県。今回の公演は、未生流笹岡徳島支部の紹介で実現しました。
 さて、一番の見所は、もちろん、会場となった京都全日空ホテルを埋め尽くしたいけばなの数々。普段は、各地区ごとにいけばな展を開催しますが、5年に1度の周年には、全国から代表者が京都に集います。総勢243名が1年以上前から構想を練り、前日から泊りがけでいけこんだ力作が並びました。八甲田山(青森)、ハス祭り(滋賀)、祇園花傘(京都)、天神祭(大阪)、藤堂高虎(三重)、古座の河内祭(和歌山)、阿波おどり(徳島)、三段峡(広島)といった、地方色豊かなテーマを設定した作品も楽しみの一つ。未生流笹岡の流花であるカキツバタ、夏にふさわしいホテイアオイやウォーターポピーといった水草、秋を先取りした紅葉ナナカマドなど、涼やかな花たちが、私たちの目を楽しませてくれました。
 また、会場内には、創流当初の写真をパネルにして展示。特に注目を集めていたのは、創流を記念しアドバルーンをあげている写真です。「90年前にハイカラなことをされたんですね」「後ろに大阪城が写っていますから、これは天満橋ですね」など、流派の歴史を振り返る貴重な機会ともなりました。
 なお、創流90周年の模様は、7/31のα-station、8/3付の京都新聞・徳島新聞・産経新聞京都版・読売新聞京都版、8/5付の朝日新聞京都版など、各種媒体でもご紹介いただきました。
 周年は、いつも流派を支えてくださっている一門の皆様に改めて感謝する機会でもあります。共に、これからも未生流笹岡をますます盛り上げてくださいますよう、今後ともよろしくお願いいたします。

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