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2012年7月

2012年7月29日 (日)

トーセプレゼンツ ドラゴンクエスト スペシャルコンサート

 人気ゲームソフト「ドラゴンクエスト」の音楽を、作曲者のすぎやまこういちさんの指揮、京都市交響楽団の演奏で披露する「トーセプレゼンツ ドラゴンクエスト スペシャルコンサート」にお招きいただきました。ドラゴンクエストの音楽を発売以来担当しておられるすぎやまさんご本人が指揮をなさるということで、会場はもちろん満席です。
 すぎやまさんのお話と共に、次々と繰り広げられる音楽は、どれも軽快で心地よく飽きさせません。弦楽器・木管楽器はもちろん、金管楽器や打楽器を効果的に使っておられたのが特に印象に残っています。そして何より目を奪われたのは、力強くタクトを振り続けるすぎやまさんの後ろ姿。とても81歳には見えません。
 今回のプログラムは、ドラゴンクエストⅦが中心でしたが、アンコールで演奏して下さったのは、私の世代にとって最もなじみ深いドラゴンクエストⅢの「冒険の旅」。少年時代に戻ったかのような、ちょっぴり甘酸っぱい時間を過ごさせていただきました。

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2012年7月21日 (土)

浴衣でモエ・エ・シャンドン

 気軽にモエ・エ・シャンドンを楽しんで欲しいと、全国で開催されている「浴衣でモエ・エ・シャンドン」。昨年に引き続き、このイベントにお招き頂き、祇園祭山鉾巡行の夜、モエ・エ・シャンドンをテーマにした作品を披露しました。
 若いモエのイメージは、淡い黄色の中に、ほんの少し緑が含まれた白。それが熟成されてくると、全体的に黄色味を帯びてきて、ゴールドに近づくと言います。今回の作品は、金を基調にしたインドの金属製瓶から、溢れ出すモエをイメージしたもの。
 まずは、サンキライの蔓を流れるようにいけあげます。屈曲した枝ぶりが特徴で、秋になると赤く色づきます。今回は、まだ色づく前の白っぽい実を選びました。モエの美しい泡を連想させます。
 続いて、白のバラ「ブルゴーニュ」。芍薬のようにも見えます。真っ白ではなく、外側の花弁に、ほんの一筋の淡い緑。品格があって、私の大好きなバラです。モッコウバラの葉も添えました。
 白のデンファーレ。こちらもほんの少し淡い緑が含まれています。太い茎から流れる2本の筋が印象的です。
 斑入りのハラン「天の川」。細かい白が散りばめられた姿は、まさに星空のよう。カスミソウとともに、モエのスターをイメージしました。 
 水際には、ナナカマドの葉を加えます。暑い季節ですが、秋の気配を感じて頂けたらと、ほんのちょっぴり赤く色づいたものを選びました。
 浴衣で、モエと美味しい食事と満喫する、楽しいひとときでした。

 なお、当日の模様は、大八木文香さんが25ansのウェブページでご紹介下さっています。

  http://blogs.25ans.jp/medalist_fumikaooyagi/2012/07/%e3%81%84%e3%81%91%e3%81%b0%e3%81%aa%e3%83%91%e3%83%95%e3%82%a9%e3%83%bc%e3%83%9e%e3%83%b3%e3%82%b9%e3%80%80%e6%b5%b4%e8%a1%a3%e3%81%a7%e3%83%a2%e3%82%a8%e3%83%bb%e3%82%a8%e3%83%bb%e3%82%b7%e3%83%a3/

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2012年7月19日 (木)

『ギア-GEAR-』

 プロデューサーの小原啓渡さんにお招き頂き、京都の「アートコンプレックス1928」で公演中の『ギア-GEAR-』を観ました。
 何度も訪れたことのある「アートコンプレックス1928」ですが、足を踏み入れると、いつもと全く異なる光景が広がっていました。そう、そこは、荒廃した未来の元おもちゃ工場。
 繊細で正確なバトントワリング、キレのあるブレイクダンス、ひょうきんなパントマイム、観客を巻き込んだ軽妙なマジック、そして愛らしいヒロイン。5名の出演者、それぞれの特徴を存分に生かした、言葉を使わない60分の物語です。彼らが繰り広げる心温まるストーリーに、思わず涙がこぼれていました。計算し尽くされた舞台装置や照明にも要注目です。皆さんも、ぜひご覧下さい。

 http://www.gear.ac/

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2012年7月16日 (月)

NHK「趣味Do楽」

 茂山宗彦くんと一緒に、男性のゆかたの着付けを教えます。夏川純さんと宗彦くんは、ゆかたでいけばなにも挑戦しています。是非ご覧下さい。

【本放送】

  NHK Eテレ(全国) 2012年7月17日(火) 午後9時30分~9時55分

【再放送】

  NHK 総合(全国) 2012年7月18日(水) 午前10時15分~10時40分
  NHK Eテレ(全国) 2012年7月24日(火) 午前11時30分~11時55分

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2012年7月13日 (金)

桧扇

 本日、長刀鉾のご神前に献花させて頂きました。

 花材として選んだのは檜扇です。オレンジ色の花を咲かせるアヤメの仲間で、数枚の葉が放射状に合わさって大きく広がる姿が、檜の薄板で作った扇(雛人形の女雛が持っている扇です)に似ているところからこの名がつけられました。末広がりでめでたく、涼感を呼ぶものとして、祇園祭には欠かせない花とされています。

 檜扇は、茎が「く」の字型に曲がったものが良しとされます。そのため、茎がまっすぐで単調である場合は、茎の先端とつけ根を糸で引き、癖づけする手法が伝えられています。美しい花姿にととのえるためなら、華道家は手間を惜しみません。

 今回は、幸運にも、屈曲した茎を持つ檜扇を入手することができたため、その自然の味わいを活かしていけあげました。

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2012年7月12日 (木)

祇園祭によせて

① 長刀鉾のご神前に献花します。

 2012年7月13日(金)~16日(月)  
 長刀鉾 町会所2階(四条烏丸東入ル北側)

 ※ 7月13日15:00に献花し、16日までご覧頂けます。
 ※ 長刀鉾の前後にあるテントで、ちまき等をご購入頂くと、町会所の2階に上がれます。

② 恒例の「祇園祭いけばな展」が今年も開催されます。京都いけばな協会所属35流派が、祇園~四条烏丸の商店街ショーウィンドウをいけばなで彩ります。

 2012年7月15日(日)~17日(火) 

 ※ 観覧無料。
 ※ 本年の私の担当は「ぎをんあさぬま」「京つけもの大安」 (いずれも四条花見小路西入ル北側)の2店舗 です。

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2012年7月 7日 (土)

十和田市現代美術館

 5年ぶりの青森出張に来ています。明日、弘前で開催される流派の師範会のために、前日の今日、青森入りしました。青森では今、山法師や花菖蒲が見頃を迎えています。京都より2ヶ月遅れでゆっくり初夏がやってくるのですね。ちなみに紅葉がはじまるのは9月末~10月頃とのこと。秋の訪れもやはり、京都より2ヶ月早いようです。
 5年前の青森出張の際、青森県立美術館(青木淳、2006)で、シャガールによる、幅15m×高さ9mの巨大なバレエ「アレコ」の舞台背景画が3枚並んだ姿に圧倒されたのが、つい先日のことのように感じられます。
 さて、今回は、十和田市現代美術館(西沢立衛、2008)に行ってきました。青森市から車で1時間半ほどかかりますから、決してアクセスがよいとは言えませんが、それだけの価値がある美術館です。独立した展示室がガラス張りの廊下によって結ばれており、コンパクトにまとまったかわいらしい建築です。からくり部屋のある忍者屋敷を探検するように、次はどんなアートが飛び出すのだろうかとワクワクしながら楽しみました。まずは、チェ・ジョンファのフラワー・ホースやロン・ミュエクのスタンディング・ウーマンといった大きくて印象的な作品が目を驚かせ、栗林隆のザンプランドやハンス・オプ・デ・ビークのロケーションなど、ヒューマンスケールの作品がぐっと心を掴みます。
 もちろん、規模の大きさや(兼六園のすぐ近くという)抜群のロケーションでは金沢21世紀美術館(SANAA、2004)にはかないませんが、街への開放性という点では、コンパクトなだけに十和田市現代美術館に軍配が上がります。展示室には、目の前の官庁街通に向かって、ガラスの開口部が大きく取られ、表通りから作品を目にすることができます。通りから眺めるだけでなんだか幸せな気分になれる、そんな美術館です。
 官庁街通をはさんで向かいのアート広場には、草間彌生の作品をはじめ、さまざまなストリートファーニチャーが並び、さらに、商店街にまで作品が飛び出す……、といった具体に、美術館を中心に街全体にアートが広がっています。そう、ベネッセアートサイト直島(安藤忠雄、1989~)のように、アートが街全体を元気づけているのです。
 美術館はやはり楽しい。そして、アートはやっぱり素晴らしい!

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2012年7月 4日 (水)

梅原猛と10人のアーティスト

 森田りえ子さんにお誘いいただき、髙島屋京都店6階美術画廊で開催されている「梅原猛と10人のアーティスト」に行ってきました。哲学者の梅原猛先生が、京都市立芸術大学の学長を務めておられた時代に知り合われ、それ以来注目されてきた10名のアーティストによる展覧会。秋山陽、川村悦子、清水六兵衞、西野陽一、松井利夫、松生歩、森田りえ子、森村泰昌、八木明、山本容子。お名前を見れば分かる通り、現在、芸術界の第一線で活躍されている豪華な顔ぶれです。
 見所は何といっても梅原猛先生とアーティストたちの合作です。梅原先生が詩を認めた6曲屏風の各面に、平面芸術に携わる6名のアーティストが作品を添えた競作は、いずれも個性的。森田りえ子さんが描いた上品で優美な桜の絵の横には、自身が梅原先生に扮してゴヤの「我が子を食らうサトゥルヌス」を再現した森村泰昌さんの写真が並んでいるのですから驚きます。立体作品なら、梅原先生の足形を取り込んだ彫刻作品(仏足石?)といった具体。遊び心満載で、会場に足を踏み入れるだけでワクワクします。
 京都は7月10日まで。東京・大阪・名古屋・横浜と続きます。ぜひ皆さんもご覧下さい。

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