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<title>美的生活のヒント　笹岡隆甫ブログ</title>
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<description>未生流笹岡 次期家元　笹岡隆甫ブログ
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<title>貴船もみじ灯篭</title>
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<description>　昨日の朝、鮮やかなモミジを見つけました。上賀茂神社前から北へ向かって、山道を上...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;　昨日の朝、鮮やかなモミジを見つけました。上賀茂神社前から北へ向かって、山道を上っていくと、貴船の一の鳥居のやや手前に、そのモミジはありました。幅10ｍほどにわたって水面にふりそそぐような真っ赤なカエデの葉は、流れ落ちる段瀑を思わせます。&lt;br /&gt;　この貴船行きの目的は、11月13日からはじまる「貴船もみじ灯篭」のいけこみでした。毎年、料理旅館「ひろや」さんからのご依頼で、この貴船もみじ灯篭に、家元が花を添えているのです。場所は、ひろやさんのすぐ手前の貴船川の中。この作品は、どたなでも道すがらご覧いただけますので、貴船にお出かけの際は、ぜひお楽しみください。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;a href=&quot;http://momiji-tourou.jp/&quot;&gt;http://momiji-tourou.jp/&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;</content:encoded>



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<title>経年優化</title>
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<description>　雑誌「GQ」の撮影で、三井不動産が麻布十番に建設中のマンションのモデルルームを...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;　雑誌「GQ」の撮影で、三井不動産が麻布十番に建設中のマンションのモデルルームを訪ねました。さすが高級マンションだけあって、ディテールや質感にまでこだわった作りです。&lt;br /&gt;　撮影の際にご担当者のお話をうかがって、私が共感したのは、三井不動産の「経年優化」という理念。建築は、時間の経過とともに劣化する運命にあるけれど、時間経過とともに豊かになるものを作ろうという考え方です。時が経てば、周囲の植栽が成長し、緑豊かになります。人が集まることにより、人と人との交流が生まれます。住み続けることによって、その土地に対する愛着も沸きます。たとえ、建築は劣化しても、別の価値が生み出されるはずだというのです。興味深いことに、この考え方は単なる理想ではなく、実際、年を経るごとに不動産としての資産価値も上昇しているのだとか。&lt;br /&gt;　経年劣化ではなく、経年優化。この街づくりの理念は、いけあげたその瞬間だけではなく、花の命の移ろい大事にするいけばなの考え方に通じます。&lt;/p&gt;</content:encoded>



<dc:creator>笹岡隆甫</dc:creator>
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<title>11月1日は「古典の日」　</title>
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<description>　『源氏物語』に関する最も古い記述が『紫式部日記』に見られてから、ちょうど千年に...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;　『源氏物語』に関する最も古い記述が『紫式部日記』に見られてから、ちょうど千年にあたる昨年11月1日、「源氏物語千年紀記念式典」が開かれ、11月1日を古典に親しむ「古典の日」にすることが宣言されました。&lt;br /&gt;　それから早1年、今年の11月1日には、「古典の日推進フォーラム2009」が開催されました。&lt;br /&gt;　私は会場飾花とともに、パネルディスカッションを担当させていただき、古典にまつわる様々なお話をうかがうことができました。&lt;br /&gt;　文学はインタラクティブで想像力が必要だ、とお話になったのは、直木賞作家の松井今朝子さん。同じ「山」という言葉でも、京都の人は東山を思い浮かべ、関東の人の頭には富士山が浮かぶ。百人いれば百通りの解釈があるからおもしろいのだと。&lt;br /&gt;　また、『枕草子』を引用して、清少納言の見た同じ景色を、現代でも見ることができる京都はとても魅力的だとも。&lt;br /&gt;　　　春はあけぼの。やうやうしろくなり行く、山ぎはすこしあかりて、&lt;br /&gt;　　　むらさきだちたる雲のほそくたなびきたる。&lt;br /&gt;　わが家の寝室やお風呂からは、大文字や比叡山が見えます。当たり前のように毎日眺めていますが、実はとても幸せなことなんですね。&lt;br /&gt;　また、金剛流宗家の金剛永謹さんは、代々伝わる貴重な能面を持参し、面（おもて）の傾きを変えながら、我々に見せてくださいました。じっくり見ていると、面が上向きの時と、あごをひいてうつむいた時で、表情が違ってみえるのです。顔の傾きで喜怒哀楽が表現できるのです。それだけでも不思議ですが、その理由がさらに興味深い。&lt;br /&gt;　面の傾きで喜怒哀楽が表現できるのは、能面が左右対称ではなく、左顔と右顔が違うからだそうです。わざと左右非対称に作って、喜怒哀楽を表現する、というのがおもしろい。左右対称の顔は、完璧のようで、かえって無表情なのでしょう。　ちなみに、この能面も、室町前期までは左右対称だったそうです。それが、室町後期以降に、左右非対称になるとのこと。&lt;br /&gt;　左右対称から左右非対称へというこの流れは、日本建築やいけばなにも見られます。日本人の好みが、大陸的なものから日本的なものへと変化していったのでしょうね。 &lt;/p&gt;</content:encoded>



<dc:creator>笹岡隆甫</dc:creator>
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<title>「京都祇園祭の山鉾行事」シンポジウム</title>
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<description>　「京都祇園祭の山鉾行事」がユネスコの無形文化遺産に登録されました。今日は、登録...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;　「京都祇園祭の山鉾行事」がユネスコの無形文化遺産に登録されました。今日は、登録を記念したシンポジウムが京都会館で行われ、門川大作京都市長やジェフ・バーグランドさん、飯星景子さんとともに、パネリストとして参加させていただきました。&lt;br /&gt;　冒頭では、財団法人祇園祭山鉾連合会の深見茂理事長が、幼い頃の祇園祭の思い出として、周りの女の子たちが浴衣で歩く姿を見て、「祭りの本質は、美と遊びだ」と悟ったとお話になり、会場を沸かせます。&lt;br /&gt;　実体験を踏まえた皆さんのお話の中で、最も興味深かったのは、民俗芸能学会代表理事の山路興造先生の着眼点。数日かけて組み立てられた山鉾は、7月17日の巡行が終わればあっという間に解体されます。どこか寂しささえ覚える祭りのあとですが、この取り壊すところにこそ意味がある、と先生はおっしゃるのです。山鉾巡行は、下京の街をまわって厄を集め、それを払う。だから、厄払いをするためには、取り壊さなくてはいけない。祭りの本質は信仰であり、観光行事ではないのだから、ずっと飾っておくものではないのだ、と。　また先生は、京都の魅せ方を「ちょっと見せ」と評します。祇園祭をはじめ、桜や紅葉も、五山送り火も、その瞬間しか見られないからこそ価値があるのだ、とお話下さいました。&lt;br /&gt;　私は、長刀鉾稚児として、また長刀鉾の囃子方として、祇園祭との関わりをお話しました。お囃子は、先輩から後輩へ、人から人へと伝えられます。先輩方から教わるのは、礼拝や挨拶の仕方といった作法からはじまりますが、その裏側には、信仰心や町衆の心意気といった、先人たちが生きる上で大事にしてきた考え方が、たくさん隠されています。&lt;br /&gt;　楽屋では、昔の祇園祭の話に花が咲きました。お稚児さんは、もとは鞨鼓を用いた舞の芸能者であったこと。その舞の舞台と鉾が結びついて、現在の山鉾の形態がととのったこと。四条寺町を南下する時計回りの巡行が、現在の反時計回りに変遷したこと。神輿洗いは、もともと鴨川の神様を八坂神社に迎える行事で、神様が留守の期間のみ、川の中で宴会をしていたのが、現在の鴨川納涼床の原型であること。お稚児さんが注連縄切りをする現在の態勢がととのったのは昭和31年で比較的新しいということ。長年祇園祭に関わってきた者でも知らないことが多く、とてもよい勉強になりました。&lt;br /&gt;　シンポジウムの模様は、11月23日（祝）19：00～19：55、KBS京都で放送されます。お楽しみに。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;a onclick=&quot;window.open(this.href, &#39;_blank&#39;, &#39;width=238,height=300,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0&#39;); return false&quot; href=&quot;http://kadou.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2009/10/31/01.jpg&quot;&gt;&lt;img title=&quot;01&quot; height=&quot;126&quot; alt=&quot;01&quot; src=&quot;http://kadou.cocolog-nifty.com/blog/images/2009/10/31/01.jpg&quot; width=&quot;100&quot; border=&quot;0&quot; style=&quot;FLOAT: left; MARGIN: 0px 5px 5px 0px&quot; /&gt;&lt;/a&gt; &lt;/p&gt;</content:encoded>



<dc:creator>笹岡隆甫</dc:creator>
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<title>秋草のご馳走</title>
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<description>　東京稽古の後、晩御飯をご馳走になりました。四谷三丁目、大通りから路地を入った所...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;　東京稽古の後、晩御飯をご馳走になりました。四谷三丁目、大通りから路地を入った所にある隠れ家的な和食のお店です。&lt;br /&gt;　蓮餅とシメジのお椀に、鰹やホタテのお刺身と、素材を生かしたお料理が次々と運ばれ、我々の舌を楽しませてくれました。&lt;br /&gt;　しかし、今日の一番のご馳走は、美味しい料理ではなく秋草でした。陶器の角鉢にくわいや里芋といった秋の実りが盛られた一皿に、みずみずしい秋草がいけられていたのです。すっと伸びたススキの穂に、優しいピンクのフジバカマと紫のホトトギスを添えて。&lt;br /&gt;　ともに小さく、とても可愛らしい秋草です。フジバカマは小さな花が集まって咲きますが、普段お花屋さんで目にするのは、直径3cm以上の大きなかたまりが枝先に一つだけ付いているもの。でも、いけられていたフジバカマは、1cmにも満たない小さなかたまりがたくさん付いています。もちろん、葉も同じく繊細です。話をうかがうと、これら花は、自ら植えて育てられたのだとか。お花屋さんで購入すると大きく立派な花は手に入りますが、こういった小さく風情のある花はかえって入手できません。地植えの花ならではの魅力ですね。&lt;br /&gt;　帰り際、女将さんが、フジバカマとホトトギスをお土産にと、包んで下さいました。ホテルに戻って、とりあえず水につけようと、洗面台の歯磨き用のコップに入れました。私としては花をいけるつもりではなく、ただ単に水につけただけだったのですが、その瞬間、先ほどまでと空間の印象ががらっと変わって見えたのです。そう、生き生きと、驚くほど豊かに。白い壁と鏡で囲まれた無機質な空間だからでしょうか。日々花に接し、空間を潤す花の力は、普段から充分認識しているつもりでしたが、みずみずしい秋草の放つ命の輝きに自分でも不思議なほど引き込まれてしまいました。空間を潤す、緑の力はやはり偉大ですね。&lt;br /&gt;　秋草のおかげで、いつものホテルが、ちょっと贅沢で優雅な空間となりました。　&lt;/p&gt;</content:encoded>



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<title>「DO YOU KYOTO? ネットワーク」中間報告その3</title>
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<description>　7月に立ち上げた、伝統の若き継承者による「DO YOU KYOTO? ネットワ...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;　7月に立ち上げた、伝統の若き継承者による「DO YOU KYOTO? ネットワーク」。10月中をめどにホームページをUPすべく、ただいま準備をととのえているところです。&lt;br /&gt;　また、来年2月10日（水）～16日（火）、高島屋京都店の1Fアトリウムで開催するイベントについては、木村英輝さんにプロデュースを依頼し、アドバイスをいただきました。&lt;br /&gt;　木村さんの助言は明快です。&lt;br /&gt;　「説教くさいものはダメ。洗練された舞台を見せよう。」&lt;br /&gt;　廃材などを使ってエコを、前面に出すようなことをしてはいけない。説明はいらない。美しい舞台をみて、京都の四季がなくなったらさみしいと、観客に自分自身で答えを見つけてもらおう、と。&lt;br /&gt;　環境を意識した作品展示やトークショーは、説教くさくなってしまう恐れがあります。そこで、洗練されたステージに特化してはどうかと提案してくださいました。&lt;br /&gt;　イベントが行われない日には、予定していた通りメンバーの写真と環境に対する想いをパネルにして展示する方法もとれますが、予め撮影したメンバーの紹介映像を流す手もあります。&lt;br /&gt;　現在、木村さんの助言を踏まえ、呼びかけ人の皆さんとともに、イベントの構成を練っています。&lt;/p&gt;</content:encoded>



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<item rdf:about="http://kadou.cocolog-nifty.com/blog/2009/10/post-dde9.html">
<title>実相院門跡</title>
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<description>　岩倉の実相院門跡さんからのご案内です。ライトアップ開始の前夜、2009年11月...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;　岩倉の実相院門跡さんからのご案内です。ライトアップ開始の前夜、2009年11月13日（金）、フルート奏者園城三花さんを迎えて、チャリティーコンサートが行われます。私は、以前、麻生圭子さんが企画なさった実相院門跡でのゴンチチさんのコンサートで、飾花を担当させてただきましたが、市中から少し離れているので、しばし喧騒を忘れゆったりとした時間を過ごすことができます。収益は客殿修復に使われますので、ぜひお誘い合わせの上、ご参加下さい。&lt;br /&gt;&lt;a href=&quot;http://www.jissoin.com/info/pdf/concert09.pdf&quot;&gt;http://www.jissoin.com/info/pdf/concert09.pdf&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;</content:encoded>



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<item rdf:about="http://kadou.cocolog-nifty.com/blog/2009/10/post-d1d8.html">
<title>第42回日本いけばな芸術展</title>
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<description>　いよいよ来週、日本最大のいけばなの祭典「日本いけばな芸術展」が開幕します。 　...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;　いよいよ来週、日本最大のいけばなの祭典「日本いけばな芸術展」が開幕します。&lt;br /&gt;　主催は、全国の数百流派が加盟する「(財)日本いけばな芸術協会」。普段は、日本橋高島屋（東京）となんば高島屋（大阪）で、毎年交互に開催していますが、今年は、私たちの地元、高島屋京都店での開催が決まりました。&lt;br /&gt;　期間は、10月14日(水)～19日(月) 。もちろん出瓶数も日本最多。京都がいけばなであふれかえります。これだけの作品を一堂に見る機会は貴重ですので、ぜひ会場に足をお運び下さい。家元は前期3日間、私は後期3日間の出瓶となります。また、私は最終日の10/19（月）14～18時、会場に詰めておりますので、ぜひお声がけ下さい。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;a href=&quot;http://www.kadou.net/news/index.php?act=dtl&amp;amp;id=59&quot;&gt;http://www.kadou.net/news/index.php?act=dtl&amp;amp;id=59&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　また、華道家にとって、より身近な団体は、都道府県もしくは市町村単位のいけばな協会です。京阪神を例にあげると、大丸京都店で「華道京展」を主催する「京都いけばな協会」、大丸心斎橋店で「いけばな大阪展」を主催する「大阪府華道家協会」 、大丸神戸店で「いけばな神戸展」を主催する「兵庫県いけばな協会」などがあります。こういった諸流合同いけばな展では、互いの技術やアイデアを学び、お互いに研鑽を積むことができるのも魅力の一つ。&lt;br /&gt;　もちろん、各流派は、協会に所属しているとはいえ、それぞれ別会社ですから、相互に干渉することはありませんが、こういった様々な団体によっていけばなの振興がはかられているのですね。&lt;/p&gt;</content:encoded>



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<title>中止＆延期</title>
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<description>　残念ながら、台風のため、明日から予定していた「屋久島チャータークルーズ3日間」...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;　残念ながら、台風のため、明日から予定していた「屋久島チャータークルーズ3日間」が中止になりました。私は、船内でいけばなパフォーマンスを披露する予定だったのですが、自然にはかないませんね。&lt;br /&gt;　また、今月スタート予定の横浜教室が、来年スタートに延期となりました。　&lt;br /&gt;　ご紹介いただいた皆様、そしてお申込みいただいた皆様には多大なご迷惑をおかけし、申し訳ありません。&lt;br /&gt;　最近、家族が続いて怪我をするなど、不運が続いています。思うようにならないことばかりでとても悔しいですが、こんな時こそ力を蓄え、上を向いて人生を歩んでいかなくてはなりません。&lt;br /&gt;　うつむいたらあかん。&lt;br /&gt;　祖父の教えが身に沁みます。&lt;/p&gt;</content:encoded>



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<title>熊野詣</title>
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<description>　9月下旬、熊野に行ってきました。広大な青い海が眼前に広がり、振り返ると連なる緑...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;　9月下旬、熊野に行ってきました。広大な青い海が眼前に広がり、振り返ると連なる緑の山々。自然豊かな土地です。&lt;br /&gt;　宿の庭も広々としており、すすき、えのころぐさ、ふじばかま、おみなえしといった、繊細な秋草たちが我々を迎えてくれました。&lt;br /&gt;　宿の部屋に入ると、テーブルの上に、竹で編んだ小箱が置いてありました。箱の中身は、試験管のような小さな一輪挿しと10cmほどの小さな鋏。そして、こう書かれた紙が一枚入っています。&lt;br /&gt;　「園内でお気に召した花がございましたらお部屋でお使い下さい。」&lt;br /&gt;　なかなか粋な趣向ですね。今の時代、道に咲いている綺麗な花を見つけても、それを切って持ち帰ると怒られるのですから。&lt;br /&gt;　翌日、熊野本宮大社にお参りしました。川に沿って険しい山道をのぼっていきます。峠を抜けると、急に視界が開けて小さな村落に出ました。豊富な水をたたえた美しい川の両岸に田畑が広がっています。この集落にお住まいの方は、毎朝この景色を見るのですね。玄関の扉を開けば、緑の山に抱かれた美しい村を一望できます。決して便利ではないのでしょうが、毎日この豊かな自然を見て育てば、人間もきっと豊かになるだろうなと、ちょっぴり羨ましく感じました。&lt;/p&gt;</content:encoded>



<dc:creator>笹岡隆甫</dc:creator>
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